揺らぐ篝火 粧う花の色 夜風に流るる乱れ髪 愁い染みた帯締めて 夜明けの街に目を瞑る 霞散りぬ知らずの教え 色に堕ちて、人を無くし 情に溺れ、明日を失う さめざめ泣こうが 戻れやしない この身違えば、口約束 果たしてくれましたか 千紫万紅 花嵐 枯れた言の葉 いつぞやかの貴方 重い襖の奥にも 貴方は居ない 白粉 衿に染みて 癒えぬまま、暁が焦がす
新着小説100作品 恋愛ミステリSFファンタジーホラーエッセイ日記ノンジャンル公募投稿作品アドベンチャー詩・短歌・俳句スポーツコメディ学園物その他管理人用