久しぶり!

ごはんライス 2012-08-28投稿
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 ざああああああ。
 雨が激しく降っていた。
 びしょ濡れの男が立っている。
 女と待ち合わせしていたが、女が来ない。そんなところだろうか。ケータイがない時代であろう。ケータイどころか電話すらない。江戸時代であろうか。確かに男はチョンマゲをしてる。
 男はわんわん泣き出した。
 ざああああああ。
 やはり、ふられたのだな。
 となれば、これは悲しみの雨。他の人にとってはただの雨だが、男にとっては悲しみの雨だ。
「うわあああん。うわあああん」
 ざあああああ。
 雨は降り続ける。男は泣き続ける。
 百数十年後、非正規雇用問題が浮上することを男は予測してるのかもわからん。男は浪人だった。浪人といえば、非正規労働者のようなものだ。
 果たして、非正規雇用問題は解決するのであろうか。
 それは今後の我々の努力次第であろう。我々が頑張ればきっと解決する。
 ざあああああ。
 と別の男が立っている。ポケットからケータイを取り出してかけた。ということは、ここは現代か。
 ざああああああ。
 しばらくして、男はケータイを切り、わんわん泣き出した。いずれにせよ、ふられたということか。
 彼は非正規労働者だろうか。正社員だろうか。
 とにかく雨。どこまでも雨。
 ざあああああ。

 ざああああああ。



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