私はどうも風流ぶっていたようだ
俳句を捻るや詠むなどという言い方は風流ぶりの極みだというらしい
俳句とは作る、書くというものであるということが最近本を読んで、わかった
でも、自分の作品はまだ初学の位から出ないことは明らかだ
あと2、3年は辛抱しようかと思う
朝飲みて爽やかなりしカフェテラス
馬鹿馬鹿と言はれて鹿を選びたし
何々が何々しさふ秋の暮
絵空事仰ぐ空の鰯雲
恒久のこととは知らじ相撲取
わからないわからないから鈴虫や
一からと基礎からと言はれちんちろりん
水引の花見てまろぶ少女かな
懐かしき夜学の友の葉書かな
だうだうと頭にありし山葡萄