キミを失ってしまうコトも
キミを手に入れてしまうコトも
恐ろしくて溜まらないんだ
けどキミはそんな心配は要らない人だって分かってる
だから弱い僕はキミに恋をした
誰かにすがりついていないと
時間の逆流に押し戻されそうになって
時間の圧力に潰されそうになってしまうから
僕はキミに執着してるのか
ホントは誰でもいいけれど
キミに愛してると言うのか
キミからはなれた瞬間に
潰されてしまうのがコワいから
キミから手を離せないのか
他からの手が見えていたとしても
手を繋いだままでいられるのか
もし手が見えたら
…僕はどうする?
どうしても分からない
譫言のように何回も呟く
愛してる は
キミに届くコトはなく
ただの独り言となって
虚しく空気を震えさせるだけ
それならば
キミに伝えてみたら
キミに伝えられたら
この独り言は木霊となって
虚しい空気を暖めてくれますか