僕の家は父子家庭で父親は魚市場の夜勤
兄が二人いるが
既に高校生と中学生になり
二人とも夜な夜な
遊び歩いていて
夜毎日
僕は同じく
夜一人の由美子ちゃんの家に遊びに行っていた
由美子ちゃんの母親(幸さん)は仕事が終わり疲れはてていても
帰ってくると
由美子ちゃんを
抱き上げて可愛がって
ついでに僕の頭を撫でてくれた
そして僕に優しく行ってくれた
「あんま夜は来ちゃあダメだよ…でも由美子と遊んでくれてありがとう」
そして近所だった僕の家まで由美子ちゃんと幸さんと僕の三人で手を繋いで戻るのが日課だった
母親と事情により
離れて暮らしている僕は幸さんの美しさと優しさに
母親を見ていたのかも知れない