どんなに笑顔で隠しても一度君の涙を見てしまったから
君の本当の顔が 気持ちがわからなくなった
我慢していたんだね
辛かったんだね
僕は君にこんな言葉しか言えないのに君は泣いてくれた
涙を流しながら「ありがとう」って
とても弱々しい
震える声で
君はいつも僕を助けてくれたのに
何も出来ない僕が嫌だ
「守ってあげるから」
そんな言葉じゃ伝わらない
考えて 考えて 出した
僕なりの答えは
ただ泣いている君を
抱きしめることだった
君の悲しみも辛さも全部僕が受け止めるから
君の笑顔が見たいから
いろんな思いが頭の中で浮かんでは消え
浮かんでは消えの繰り返しだった
僕は「僕の所で泣いてくれてありがとう」って小さな声で言った
君は泣いていて聞こえてなかったみたいだけど
他の人じゃなく
僕の所に来てくれてありがとう