DARK-NESS 52

ZAZA 2013-01-15投稿
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2対1になってから決着までそう時間はかからなかった。



ジャガー「ぐわぁぁぁ!」


カシスの神撃で崩され、アカシアの光弾。二人の連携プレーでジャガーは手も足も出ない



ジャガー「くそったれがー!」



飛び込んで行こうするがアカシアに叩きつけられ、零距離で光弾を放つ



カシス「神空…」



沈むジャガーの真上に飛び、神撃でだめ押しする



ジャガー「…」



アカシアが既に元の姿になったジャガーの胸ぐらを掴み持ち上げる。



アカシア「…さらばだ」



掴んだジャガーを軽く投げ、片方の手に作った光弾をジャガーに放ち、着弾する寸前で爆発した



アカシア「…コネクト」



ジャガーは座り込むに落ち、起き上がる事はなかった


カシス「よし…代表を追うぞ!」



「コツ…コツ…コツ…」



足音に気付いたアカシアは能力協会総本部の正面玄関の方を見る



カシス「どうした?」



アカシア「…やはりただの科学者じゃないな」



ゆっくりと体を左右に揺らしながら出てきたのはハーデス・ペルノーだった



ハーデス「おやおや、ジャガーさんやられちゃったんでカ…」



ジャガーの横まで来るとジャガーの顔を覗きこむ



カシス「奴がハーデス・ペルノーか初めて見た」



アカシア「…気を付けろ…奴の能力は化学兵器だ。何をするかわからん」



ジャガーの目がうっすらと開く



ジャガー「…遅ぇんだよ…バカが…」



絞りだした言葉を聞いたハーデスは笑みを浮かべる



ハーデス「少し遅れましたが準備はバッチリですので安心して寝てくださイ」



顔を覆い尽くすほどの丸眼鏡を外し、捨てた。



カシス「おい…アイツまさか…」



はっきり顔を見たカシスとアカシアは驚きの表情を浮かべた



アカシア「…まさか…お…」



ハーデス「まだまだ私の実験に付き合ってもらうヨ…」



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