DARK-NESS 65

ZAZA 2013-05-19投稿
閲覧数[443] 良い投票[0] 悪い投票[0]

膝を地面に着き、倒れこむ寸前でカンロの髪を持ち上げ、無理矢理立たせる



ジャガー「まだ寝るんじゃねーよ」



そう言うと思いっきりぶん殴りカンロを吹っ飛ばす。


ジャガー「ククククッ!…まだまだ終わらねぇぞ!」


再びカンロの髪を持ち上げ、無理矢理立たせるとまた思いっきりぶん殴る



カンロ「…」



無理矢理立たせ、ぶん殴る光景が10分くらい続いた



観客「もう何発殴るんだよ…相手はもう意識ねぇのに」



我慢しきれず、他のサガルドのメンバーが舞台に上がる



ユーハ「いい加減にしなさいよ!」



ハリス「これ以上やるなら俺達が相手だ!」


ユーハは長い金髪の女性でカンロと同じくモデルのような体型で大変人気がある。ハリスという男は、ユーハの兄で、ユーハと同じ長い金髪だ



実況アナ「これは駄目です!他の選手が助けに入ると失格になります!」



サガルドのユーハ、ハリスが凄い形相でジャガーを睨む



ジャガー「ハッ!いいぜ二人一気に相手してやる!かかってこい!」



ユーハとハリスが同時にジャガーに駆け出し、三人が交わる瞬間、闘技場全体にユウ委員長の声が響き渡る


ユウ「そこまで!!!」



三人の動きがピタッと止まり、観客が一斉にユウの方を向く



ユウ「この試合はサガルドのルール違反によって失格!よって恐神の勝ちとする!なおこれからの試合の勝敗については審判に委ねる事とする!」



ジャガーは軽く舌打ちをするとその場から離れる



ユーハとハリスは近くで倒れているカンロを抱き抱え、闘技場を後にする姿に観客が立ち上がり拍手を送る


ジャガー「不完全燃焼だ!後の二人も痛め付けたかったのによ!」



吐き捨てるように闘技場を後にするジャガー。そして終始分厚い本を読んでいたハーデスと、腕を組み、終始真っ直ぐ前を見ていたムカイと思われる貴婦人が微笑んでいるような仮面を着けた人物が闘技場を後にしようとすると



ユウ「待て!」



特別室からマイクで恐神のメンバーに声をかける



ユウ「お前達は今の試合を見て何も思わないのか!」


ユウの声は絶対聞こえているはずだが、三人共立ち止まる事なく闘技場を出ていった



ハーデス「クスクス…」





投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「ZAZA」さんの小説

もっと見る

ファンタジーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ