はないちもんめ

ゆっくり 2013-11-20投稿
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「勝って嬉しいはないちもんめ」

「負けて悔しいはないちもんめ」

「あの子が欲しい」

「あの子じゃわからん」

「相談しよう」

「そうしよう」
──────────────

チュン…チュンチュン
朝起きると、カーテンの隙間から光が差し込んでいた。

ボーっとしていると、お母さんが私を呼ぶ声が聞こえた。

「麻美ー!そろそろ起きなさーい!」

私は、小野寺麻美。
今日から小6になる。

あ「今起きたー!」

お「早く降りて来なさーい!」

今日もいつもと変わらぬ会話をして、いつもと同じ通学路を通り、いつもと同じ学校に行く。

いつも通りと変わらぬ生活が出来ると思っていた。



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