「…あの…華憐さん!!」
…誰だ?
私は『近づくな』と訴えるような顔をしていると彼女は私に話してきた。
「…あの…私同じ委員会の笛草 咲衣(フエグサ サエ)……です…」
…笛草 咲衣…?そんなヤツいたか?
「…何?」
「…あの…委員会の事で話があって……あの「うゎ〜!!」…!?」
「咲衣じゃん!何そんなヤツと話してんの!?菌移ってんじゃん!!咲衣汚ーい!!」
「うゎマジだ!汚ッッ!!」
「!?」
アーァ…咲衣びっくりしてんじゃん。今にも泣きそうだし。
「咲衣キエロよ」
「汚すぎ」
「!?…そんな…!?」
そんなの無視すればいいのに。
「ハァ……『バンッ』あのさぁッッ!!」
「!!!?」
「消えて欲しいなら殺せばいいじゃん!!」
私は筆入れの中にあるカッターを取り悪口を言ってたヤツの首につけた。
『カチャッッ』
「…こんなふうにさ」
「ウッッ!?」
ハハッッ!怯えてるし。…ウケる
「殺せないの?…弱虫。」
「…ッッ!?クソッッッ!!!」
『ダダダッッ』
…逃げたし。本当に弱虫だな。一人では何も出来ない臆病者。
「咲衣だっけ?…もう帰れば?委員会のヤツはプリント見れば分かるから」
「…あっ…」
『ダッ』
…アーァ…逃げた。まぁもう来なければいいんだけど。
「笛草咲衣…ねェ…」