前よりも景色が綺麗に見える…
きっと、生きていたいと思うからであろう…
「じゃあ華憐さん!昼休み屋上で!」
「ッ分かったよ、朝から大きい声を出すな!」
「フフッ、すみませ〜ん」
ッたく、まぁあんな態度だけど結構嬉しいんだよな。毎朝
『ガラッ』
『バシャッ…カラカラ』
あーぁ…これどうすんの?後始末…
「……………」
『スタスタ』
私は、いじめている奴等のところの目の前に立った。
「ねぇ、後始末どうすんの?」
「んでさぁ、そいつがね…」
「マジで!?ウケるんだけど(笑)」
無視ですかい……ムカつく
『ガンッッ』
「キャッッ」
『ガターンッ』
マジかよ…軽く椅子蹴っただけなのに………ダサッッ
「いったーい…何すんのよ!!」
「いや、私の方が言いたいんだけど…後始末どうすんの、びしょびしょですよ?」
「ハァ!?知らねーよそんなん!そんなに気になるんだったらお前が後始末しろよ!!!」
「だいたいお前最近ウザイんだよ!!咲衣が本当にお前のこと友達だと思ってんの!?」
『パンッッ』
「いった「…ってに咲衣の悪口言うんじゃねーよ!!!!」
「!!!!」
「弱い奴等が集まんないといじめらんないくせにいい気になってんじゃねーよ!!」
「ナニそれ…私達が弱いっていうの!?んなわけないわよ!」
ハァ!?何こいつら
「んじゃお前らは固い絆で結ばれているっていうのかよ。」
「当たり前じゃな「んなわけねーだろ!」ハァ!?」
「友達っていうのはなぁ、辛い時ほど一緒にいてくれるヤツのことを言うんだよ!!お前らみたいに簡単に言うヤツは許されねーんだよ!!」
「んじゃ私達が友達じゃない証拠見せなさいよ!」
「…………」
『ゴッッ』
「ひっっ」
私は殴るフリをして壁を殴った。
「今から私がこいつを殴るとしたらどうする?お前らも一緒に殴られる?」
「……ぃや…いやぁ!!」
『ダッッ』
「ちょっっ!!あんた達!助けなさいよ!!」
「……なんで…?」
「見ろよ、コレがお前らの固い絆なんだろう?」
「素晴らしいな、素晴らしいほどお前らの友情はもろい。」
「……………」
『ペタリ』
〜昼休み〜
早く来過ぎたかな?
「クシュンッッ」
寒い……クソ、あいつら
『ガチャ』
「遅いぞ、咲…衣……」
「オー、本当にいた!」
誰?この人…
「あんた、華憐ちゃんでしょ!」
「はい…そうですけど?」
「私ネ、華憐ちゃんと一緒にいる咲衣ちゃんのことで話があるんだ。」
咲衣のことで…話?