陰鬱なバナナが、狂ったように回転した。しかし、投げれば投げるほど憂鬱になるから、くさむらでションベンをした。
まあ、そういうこともある。
あれは去年の夏のことだったか。回転数が二倍になった。だから、だんだんだんだんムカついて、うつ病になってきた。
オージーザス!
おけらの彼方に、ゆるんだ糸の間抜けなかけらが、すごいスピードで雨が狂った。
わっわっわっわっ。
ざざざ、ざざざ。
「おーい。ここだよー」
「待て!いくな!来るな!」
反発し合うから、どうしても陰になる。許せないバナナの慣れ合いで、システムも二倍三倍とたそがれた。
どうもそういう運命にあるようだ。残念なことに。
だけど、オレはあきらめない。進む。進んで進んで進み狂う。
だから。
だから明日はあるんだ。友よ。あきらめちゃいけない。寒くても狂いそうでも進むんだ。
ざっざっざ。
ざっざっざ。
明日へと。