しばらく話すと暗くなったので純に
「病室に戻ろっか」と告げた時に
純が意を決したように
呟いた
『処女のまんまでは死にたくないな〜』
余り動揺とは無縁な僕は焦ったが
今の純を傷つけたくはなかったので
返答は瞬時にした
「まっ俺は上手いからね〜」
純の切ない気持ちを思うと涙が出そうになったが努めて明るく流した。
「でも入院してる身だし外出も大変やから親には話さなきゃあならないよ」
こういうときは
熱血の反面で
冷静な自分自身もいる
『母親には話してるんだ』
益々ぶっ飛んだ
純が今思いついた訳でなく前々から思ってての発言と思うと緊張してきた
純をまた抱き抱えて
病室に戻ると
母親らしき方がいた