援助交際禁止

ごはんライス 2014-05-27投稿
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 オレは塾の仕事を13年以上してるが、未だにアルバイトである。給料が安すぎてたまに援助交際でもしてやるかなーと悪いことを考える。全く不況は人の心を蝕む。
 しかし!援助交際は絶対に絶対に禁止!
 犯罪者になれば逮捕されプロ作家になれないではないか。刑務所でも別に書けないことはないが、刑務所の生活はつらいと噂で聞くぞ。
 というより、アルバイトが援助交際なんて無理だろーよ。話に聞くと、援助交際はすげえカネがかかるらしい。三万とか五万、いやいや酷い時は十万くらいとられるらしい。ペソだったらいいけど、もちろん円。ドルじゃなくてよかった。いやいやいや。アルバイトはがんばってもがんばっても、せいぜいが月収15万である。援助交際なんかしたら、飯が食えなくなり、死んでしまう。餓死してしまう。生きたい。死にたくない。プロ作家になるまでは死にたくない。いや、プロ作家になっても生きたい。十年以上はプロとして食っていきたい。
 そんなわけでオレはひたすら書く書く書く。小説を書くのはカネがかからない。パソコンがありゃあ、いくらでも書ける。資本が少なくていい。読むのだってブックオフを利用すれば、ほとんどただだ。図書館なら完全にただ。しかも、当たればでかい。大金が入る。ビッグマネーがどかんと入るぜベイビー。
「先生。小説が当たったらレストランに行こうよ。おいしいの食べようよ」
「ダメダメ。中学生とレストランってまるで援助交際じゃないか。ダメダメ」
「先生のけちー」
「オレはプロ作家になりたいんだ。犯罪者にはなりたくないんだ」
「何でレストランに行くのが犯罪なのよー。先生のバカ!」
 何と言われてもダメ。梨花ちゃんとレストランに行き、ラブラブトークなどすれば、ホテルに行きたくなるに決まってる。そうなればもうプロ作家になれない。それどころか塾を解雇され、ホームレスになる。ホームレス暮らしも相当きついと噂に聞く。
「先生、梨花のこと好き?」
「好きだよ生徒としてね。オレは生徒はみんな好きだよ」
「女としては?」
「ノーコメント」
「先生のバカ!知らない!」
 梨花ちゃんはすぐに怒る。まあそこもかわいいが、でも仕方がない。オレたちは生徒と先生なのだ。一線を越えるわけにはいかない。
 オレはひたすら書いて書いて書きまくる。読んで読んで読みまくる。
 梨花ちゃんはひたすら数式を解いて都道府県名を覚えて英単語や漢字を書いて化学式覚えて。
 野良犬が不気味に吠える。恐ろしい雰囲気。まったく世の中つうのはままならないものだぜ。とほほほほほほほ。
 ガッデム!!




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