スリップしたバイクがバスケ選手群の中へ…。 体育館の外は焼けたオイルの臭い…。 救急車!! 色んな声が行き交う中、僕は 君を見ていた。 炎上するバイク越しの君を…。 現在…。 僕はあの日以来、あの音が怖い…。 サイレン…。 歪んだ心は、眩し昼が妬ましい。 耳元で 殺せと呟く鳥が 行ききる原動力となるとは…。 皮肉なものだ…。
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