ここは、どこだろう…
気付くと沢山の機械に繋がれてて、すぐに病気だってわかった。
でもその病室には俺1人で、珠里の姿は無かった。
別の部屋にいるのかと思って、担当医に聞いたら、
「珠里ちゃんは昨日、亡くなったんだ。」
俺は唖然とした。
なんで助けてくれなかったんだよって、めっちゃ担当医を責めたけど、悪いのは俺なんだ。
もしも俺があの日に誘わなければ、珠里は死なずに済んだんだ。
今まで病気のせいでなんもできなかったけど、きっと良くなって楽しい生活が待ってたのに、俺はそれを潰したんだ。
俺が死ねば良かった。
俺なんて、生きてる価値なんて無いんだ。