DARK-NESS 91

ZAZA 2014-06-19投稿
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スレイツが巨大な鎌を出し、肩に乗せる



タケ「不気味な鎌だな…」


ユウ「気を付けろ。全体何らかの能力がある」



スレイツが眼鏡をクイッと上げると高速でタケの隣に移動し、鎌の刃がタケの右腕を貫く



タケ「ぐぁぁぁぁ!!!…あ、あれ?」



確かに貫かれたのに痛みがない。それに傷もない。当然だが傷もなければ血も出ていない。



ユウ(一体どういう事だ…俺は確かに見たぞ!鎌の刃がタケの右腕を貫くのを…)



タケ「ん?」



タケは貫かれた自分の右腕の異変に気付く



スレイツ「力が入らないだろ?そう…それが僕の能力だ」



スレイツの能力は「死神の遊び」鎌で斬られた相手は体力を奪われる能力。体力の奪われる量は傷の深さで決まる



タケ「腕がすげぇダルい…」



スレイツ「それぐらいの傷ならダルいだけだが…致命傷レベルの傷は…」



ユウの後ろに高速移動するとユウの背中から鎌の刃が貫く



タケ「ユウ!!!」



ユウ「あ…」



ゆっくり鎌の刃を抜くと、魂が抜けたようにその場に倒れるユウ



スレイツ「このように普通なら即死だが、この場合全ての体力を奪う」



意識ははっきりしているが、指を一本も動かす事も出来ないユウ



タケ「意味がわからねぇ…わざわざ体力を奪うなんて…」



タケの言葉を聞いたスレイツはニヤリと笑いながら眼鏡をクイッと上げる



スレイツ「なぜ体力を奪うか…それはすぐに死んだらつまらないじゃないか!体力を奪い、動けない相手をじわじわと殺す…この快感がたまらない!」



ユウの頭を強く踏み付ける


タケ「イカれてやがる!」


ジャガー「オラオラオラァ!」



カシス「くっ!」



ジャガーに防戦一方なカシス



カシス(こいつ…格段に強くなってる!俺の神速に対応している…)



紙一重でジャガーの攻撃を避け、神速で後ろに下がるがジャガーはカシスの行動を読み、カシスに詰め寄ると蹴り飛ばす



ジャガー「おいおい、どうしたどうした!?テメェはそんなもんじゃねーだろ!それとも実力が逆転したか?」



カシス「…逆転?お前ごときにこの俺が?」



静かなに立ち上がるカシスの顔が変わる



ジャガー「いい顔だ!弟子みたいに暴走するか?」



カシスの体から力強いオーラが溢れる



カシス「暴走じゃなく究極の神躯を見せてやる」



オーラが爆発のような感じになり、奥義を発動するがユウとは違い、姿形は一切変わらなかった



カシス「…神体配授」





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