銀河行きの列車4

列車 2014-12-21投稿
閲覧数[967] 良い投票[0] 悪い投票[0]

ワイシャツの男性は力強く僕の肩をつかむと、少し厳しい目つきで、僕に話しかけた。

「君の前途にはこれから厳しいこともある。

だがそれは次の段階への関門だと思いなさい。

絶対に諦めてはいけない。関門をくぐり抜けたあとに、きっと君はその試練の意味を知るだろう。
このための試練だったんだと必ず後でわかる。

いいか。
「私達」はいつも君を応援していることを、忘れないでほしい。

そして一人一人生まれ持ってきた自分の「役割」にきづきなさい。

試練を経ていく間に、この役割のために自分は、生かされているんだ、ということが分かるだろう。

それこそが君がこの世に生まれ出でた意義、この旅立ちの意義なんだからね。」

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「列車」さんの小説

もっと見る

SFの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ