五年前に
あの日あの時
という話を書きました
私の書く話は事実を基にした脚色作品です
幼少期から社会人になり
一区切りがつくまで
話はつながります
しかし
過去作品を紡いでも
この愛の結末だけは
抜けています
この愛の結末を
自分のために回想し
書いてみたいと思います
眼科に行くと
瞳を見た眼医者は
驚きます
君の眼の手術は完璧だね
熊本の出田先生ですか
手術後で先生の名前を当てられほどの手術を30年以上前にした
それは子供としては莫大な慰謝料を手にして
愛を失った
あの事件を振り返りたいと思う