愛の終わり3

シャイン 2015-02-08投稿
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教子の家に週末に入り浸ることが教子の両親の黙認により快適な時間となった

進学塾への往復の交通費は三沢君のお母さんが出してくれていたのと
週末の食費は教子の家のゴージャスな食事でまかなえた

平日も教子に会いたい時は交通費もさることながら
駅へのアクセスや電車の本数の少なさを考えれば
走って会いに行くのが手っ取り早かった

教子もバスで近くまでは出てくるが約1時間30分の道程を走って会いにいった

教子は元々天才肌で授業も集中して受けれるタイプなので僕と付き合い初めても進学塾ではずっとトップだった

僕は平日2回の往復3時間ランで疲れはて
週末も教子が勉強してる間は教子の家にある本に夢中になり成績は下落を続けた

教子は九州で一番の進学校への進路は決まっており
僕はただ公立の県内進学校にただ目的もなく進学することに抵抗は感じていた

付き合い初めてが2ヶ月経った頃に教子から
友達に紹介したいという話が出た

僕は少し嫌な予感がしたが友達に紹介したいということを拒絶するのも(中学生だが)大人げない気がしたので笑顔で承諾した

しかし
この曖昧な決断が
破滅への入口となった



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