街中の賑やかさに身を委ねていたら 通りかかったお店の看板に目を奪われ 時が一瞬だけ過去に戻る あなたと来た宝石店 当時働けない年だった二人には 少し高めのシルバーリング あなたは照れながら そっと薬指にはめた もう遠い思い出の中 少し振り返っただけ 過去も未来も全て抱えたまま 私は「今」を生きる
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