ここはARC本部に通じる5つの通りの前に能力協会の簡易基地があり、そこに負傷者などの治療を行う施設がある。そこに治療を終えたアカシアとタケが一息ついていた
タケ「あ!師匠!ユウ達が来ましたよ!」
タンカーで運ばれて来たカシスとユウは現場で治療を終えて戻ってきた
タケ「またミイラ姿かよ、好きだなお前も」
ユウ「うるさい…」
カシスとユウはほぼ全員包帯でぐるぐる巻きな状態で戻ってきた
アカシア「…激戦だったな」
カシス「まぁな、相手はあの魔人トカイ・キュベだ」
タケ「マジっすか!あの魔人と戦ってたんすか!」
対戦相手を聞き、二人の様子を見れば凄い戦いだったのだと驚き、そして納得するタケ
ユウ「お前の方はどうだったんだよ。見た感じお前はさほどケガしてないけど…」
アカシアは重症だが、タケは大きいケガもなくピンピンしているのを不思議に思う
タケ「え…こっちも強敵だったよ…ね!師匠!」
アカシア「…そうだな」
カシス「…?」
目を閉じ、誰とも目を合わさない姿を不振に思う
ユウ「ふーん…で、お前の後ろにいる娘は何だ?」
タケ「え?」
タケが後ろを振り返るとそこにはさっきまで戦っていた777がいた
タケ「えぇぇぇぇ!!!お前何でここにいるんだよ!遠くへ逃げろって言ったろ!」
無表情でタケを見上げ、じっと見る
ユウ「戦闘に巻き込まれた一般人なのか?」
焦るタケに黙るアカシア
タケ「え?…あぁ!そうそう!巻き込まれて逃がしたんだ…ね!師匠!」
アカシア「…」
助けを求めたが何も言ってくれず更に焦る
777「自由…自由…自由」
無表情な少女はそう言ってタケの腕を掴む
アカシア「…これからお前が責任持ってその娘の面倒を見ろ」
タケ「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」