DARK-NESS 110

ZAZA 2015-04-24投稿
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ここはARC本部に通じる5つの通りの前に能力協会の簡易基地があり、そこに負傷者などの治療を行う施設がある。そこに治療を終えたアカシアとタケが一息ついていた



タケ「あ!師匠!ユウ達が来ましたよ!」



タンカーで運ばれて来たカシスとユウは現場で治療を終えて戻ってきた



タケ「またミイラ姿かよ、好きだなお前も」



ユウ「うるさい…」



カシスとユウはほぼ全員包帯でぐるぐる巻きな状態で戻ってきた



アカシア「…激戦だったな」



カシス「まぁな、相手はあの魔人トカイ・キュベだ」


タケ「マジっすか!あの魔人と戦ってたんすか!」



対戦相手を聞き、二人の様子を見れば凄い戦いだったのだと驚き、そして納得するタケ



ユウ「お前の方はどうだったんだよ。見た感じお前はさほどケガしてないけど…」



アカシアは重症だが、タケは大きいケガもなくピンピンしているのを不思議に思う



タケ「え…こっちも強敵だったよ…ね!師匠!」



アカシア「…そうだな」



カシス「…?」



目を閉じ、誰とも目を合わさない姿を不振に思う



ユウ「ふーん…で、お前の後ろにいる娘は何だ?」



タケ「え?」



タケが後ろを振り返るとそこにはさっきまで戦っていた777がいた



タケ「えぇぇぇぇ!!!お前何でここにいるんだよ!遠くへ逃げろって言ったろ!」



無表情でタケを見上げ、じっと見る



ユウ「戦闘に巻き込まれた一般人なのか?」



焦るタケに黙るアカシア



タケ「え?…あぁ!そうそう!巻き込まれて逃がしたんだ…ね!師匠!」



アカシア「…」



助けを求めたが何も言ってくれず更に焦る



777「自由…自由…自由」


無表情な少女はそう言ってタケの腕を掴む



アカシア「…これからお前が責任持ってその娘の面倒を見ろ」



タケ「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」



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