DARK-NESS 158

ZAZA 2017-12-20投稿
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ユウ「早く俺の血で能力を解除しろ!じゃないと徐々に体力が削られ、死んでしまうぞ!」



発動時間の1分を過ぎると体力が徐々に削られる。最悪体力が尽きて死んでしまう為、相手の血を滅罪剣に一定量与えなければいけない



ユウ「さぁ!早く俺の血を使え!」



自分で指を噛み、血を差し出すがシゲは受け取らない。何故か?それは2つの理由がある



まず1つは、滅罪剣で傷つけた血じゃないと解除出来ない



もう1つは、シゲの本当の気持ちが解除出来ないでいる為



タケ(俺の気のせいかなぁ…シゲの奴、攻撃を当てる気ないんじゃねーの)



最初は本気でユウ達を倒すつもりだった。だが戦って早々に気付く、ユウに勝てない…絶対に勝てないと



シゲ(はぁ…はぁ…目が霞んできた…もう限界だ…)


そしてバタン!っとその場に倒れた



「シゲ!!!」



ユウとタケが駆け寄り、ユウがシゲを抱き抱える



シゲ「ユウ…僕の剣で…血を…」



ユウ「わかった!」



ユウはシゲの滅罪剣の刃で腕を軽く斬り、血を滅罪剣に与える。すると剣が消えてシゲの能力が解除された


ユウ「これでよし!シゲは?」



タケ「眠ってるよ。体力回復中って感じだな」



二人の間に安堵の表情が表れる



「あら?私の助手は負けちゃったみたいね」



「!!!」



ユウとタケの前に現れたのはシゲの助手兼師匠のヴァレン・ベルナーレだった



タケ「おい…奴がここにいるって事は…師匠は…」



シゲの滅罪剣の2倍の大きさはある滅罪剣を2本も所持した状態で現れたヴァレンはとても気分が良かった


ヴァレン「師匠?あぁ彼ね…久々にとても素晴らしい闘いだったわ。まだ興奮が続いているもの」



ヴァレンの左側で浮いてる滅罪剣の刃にアカシアの血であろうものがべっとり付いているのをタケが気付き、怒りによって覚醒して銀長髪に変わり、いきなり全開で飛び込んでいった



タケ「あああぁぁあああ!ぁぁぁ!!!!」



ユウ「よせ!」



さかのぼる事数分前



割れた地面、破壊された街、アカシアとヴァレンの周りはこの世の終わりかと思う程激しかった



アカシア「…ハッ!」



エネルギー弾を打ち、ヴァレンの二本ある滅罪剣の内一本にガードさせて接近戦に持ち込む



アカシア「…フン!」



ボディブローを狙うがもう一本の滅罪剣にガードされる。しかしそこから蹴り上げて、空中にいるヴァレンに3回濃縮エネルギー弾を放つ。ヴァレンは滅罪剣で払おうとするが目の前で爆発した



アカシア「…まだまだ!」


ガードしたまま落ちたヴァレンにラリアットが炸裂する



アカシア「…ハァァァ!!!」



そのまま壁に突っ込み、至近距離で5回濃縮エネルギー弾を放つ



「ドーーーーン!!!」



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