ドント・クライ・ミー

霊長類マン  2006-09-24投稿
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1.私が夢を見ていた時は
君と一緒にたくさんの人の笑顔を見ていた
でも現実はつらい事ばかりなのにね……
その笑顔が消える前にどうにかしたいんだ
 
風がやみ世界が悲しみにつつまれたなら
私はすぐにでも風を吹かせたい
一人で起こすことは無理だけど君は手伝ってくれた
 
ありがとう……
 
2.街を二人で歩いた時は
君と話す事ができなかった
でも君はやさしくしてくれたね
私がひとり泣いていた時も
必死に励ましてくれたね…
 
冷たい雨が世界に降りそそぐのなら
私はその雨を止ませたい
雨を止ますのに君は手伝ってくれけど
私はお礼が言えなかった
ごめんなさい……
 

3.二人で歩いてきた道は
とても長かったね
ゆく先々で多くの生命をしったよ
生まれる生命と消えていく生命
なんだか悲しいね
 
もしも世界から涙が枯れてしまうのなら
その涙は何処に行くのだろう?
私はその跡を追っていきたいんだ
 
でもそれはできないんだよね……
 
4.二人でよりそい眠っていた時は
別れが近づいていた
君を一人にしてしまうけど
私はお別れの言葉を言えないよ…
 
もしも世界が暗やみにつつまれるのなら
私はその明かりを灯したい
でも時間がないから
一人で行かないといけないんだ
だからさようなら……

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