あの時は何も考えてなかった。ただ1人きりの寂しさをうめてくれる相手が欲しかった。
同じ事が繰り返しの平凡な毎日に刺激が欲しかった。そうする事で何かが変わるなんて思ってた。
悩んでる自分。それで一方、悩んでもどうにもならない現実が痛かった。
お互いのすれ違いから生じる隙間。最初はあんなに輝いていた光は今となっては、周りの眩しさに消されてなくなってしまいそうだった。
欲望というものに理性を投げ掛けたが《現実》に、いとも簡単に書き消された。
そして…
ふと気が付けば、ただ黙って隣にいてくれる。当たり障りないが、気が利くわけでもない。ただ、この気持ちはなんだろう…
美しく輝く…
ごめんなさい。そしてありがとう。