ディフェンド? ”記憶” 43

 2006-09-27投稿
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 「えっ?舞・・・。何で舞が・・・」
 すると、舞はニッと笑っていった。
 「『舞は晶の事を知らないはずなのに、何で知ってるの?何でここにいるの?』でしょ?」
 舞の言ったことは怜の言いたいことと一緒だった。舞は怜の心を読んだようだった。
 「私は、怜の記憶から現実かされた舞なの」
 「私の・・・記憶・・・?」
 「そ。本当の舞は病院でしょ?」
 怜は、頬から流れる血を袖でぬぐった。
 「いくら舞の姿でも、私は手加減しないよ」
 「私もだよ。怜」
 舞の口から怜の名前が出るたび、怜の心はズキズキ痛む。記憶の中の舞までもが晶の命令に従っている。許せないことだった。
 「すぐに終わらせる・・・」
 そぅ呟いて右手を前に突き出した。

 怜VS舞
      戦闘開始!

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