かたちあるもの 出会い

Rena  2006-09-27投稿
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もしも、あなたの大切な人が、突然いなくなったら、どうしますか?

俺が、彼女に出会ったのは、三年前の夏だった。
同じ高校で、同じクラスだった。
いつも、彼女は、みんなに、信頼されていて、輝いていた。
いつしか、俺は、彼女に、惹かれていくようになった。
彼女の名前は、横田 菜槻。
同じクラスなのに、一度も話た事がない。
でも、チャンスは、突然来た。
「教科書見せて!」
菜槻は、どこか、照れ恥ずかしそうに言った。
俺も、どこか恥ずかしかった。
せっかくのチャンスなのに!
「いいよ・・・」
この一言しか言えなかった。
でも、これをきっかけに、菜槻と俺は、良く喋るようになった。
そして、今日も、くだらない話で、盛り上がっていた。
「昨日のものまねみたぁ?」
今日は、ものまねの話だ。
「うん。見たぁ。でも、イマイチだったぁ。」
菜槻は、あまり興味がないみたいだった。
「そうかぁ?俺的に、面白かったよ!」
「亮ブー!昨日発売の、雑誌みたぁ?」
菜槻のいつもの、返してが、始まった。
菜槻は、興味のない話になると、すぐに、話題を変える子だ!
「菜槻!その呼び方辞めない?」
亮ブー。これが、俺の、あだ名!
実際、俺は、凄く嫌だが・・・。
「なんでぇ?可愛いぢゃん!」
「可愛いとかの問題ぢゃないから!」

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