Soul City No.10< 実践訓練開始 >

05yR  2006-09-29投稿
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それから飛空艇は1時間程飛び続けた。丁度良を眠気が襲って来た瞬間、飛空艇内にアナウンスが響いた。
「時期にSoul City上空に到着します。皆さん席を立ちコックピット入り口前に集まってください」
良はアナウンスを聞き終ると優香と太一を見た。
「・・ついに始まるんだ。お前ら絶対に死ぬんじゃねぇぞ!!」
「うん!!絶対に生き残るから、良君も約束だよ」
「ああ。絶対だ・・太一も絶対に生き残れ」
「分かってる。俺だって17で人生終らすわけには行かねぇよ」
3人は力強く頷き席から立ち上がった。
「・・・行くぞ」
3人は前にあるコックピットへと向かった。コックピット前には沢山の人が集まっていて、上を見上げていた。3人も上を見上げるとスクリーンには瀬黄が映っていた。
「これから皆さんには、Soul Cityへと降りてもらいます。その時間は3時間です。これからある腕輪と小型イヤホンを渡しますので、装着してください」
瀬黄が告げると、前に立っていた部下が腕輪と小型イヤホンを皆に渡した。良は腕輪を左手首につけ小型イヤホンを耳につけた。
「耳につけてもらったイヤホンで1時間事に時刻を伝えます。そしてその腕輪は今から3時間後に生きていれば自動的に飛空艇の中にワープする仕組みになっていますので、決して外さないように注意してください。それでは頑張ってくださいね」
瀬黄の姿はスクリーンから消え、皆はコックピットの横にある大きな部屋へと移動させられた。その部屋には丸い大きな台型の機械があり全員はその機械の上に乗るように指示され、全員が乗り終ると、飛空艇内にアナウンスが流れた。
「それでは今からカウントダウンを開始します。カウントダウン後にはSoul Cityへと移動しますので、最終チェックをしておいてください。・・・・では、10・・9・・8・・7・・6・・5・・4・・3・・2・・1・・・実践訓練開始!!」
カウントダウンが終ると丸い大きな台型の機械は青く光り、光りが消える皆の姿は無くなっていた。









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