Soul City No.18-2< 仲間 >

05yR  2006-09-29投稿
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「じゃあ次はぁたし♪河島 未瑠來(カワシマ ミルク)でぇす!!変わった名前でしょっ♪」
未瑠來はベッドに内股で座りニコニコと笑った。
「じゃあ次は私ね。私の名前は長谷川 蝶子(ハセガワ チョウコ)よろしくね」
大人の色気を漂わせながら蝶子は目を細めて笑った。
「じゃあ俺の番だっ!!俺は井上 太一!!よろしくです!!歳は17で趣味は・・ふがっ!!」
優香は太一が喋っている最中に頭を押さえて太一の顔をベッドに押し付けた。
「私は佐伯 優香です!!」
最後に皆の視線が良に向けられた。良は固まり下を向いた。
「えっと・・俺は」
「嘉山 良だろ??」
良が上を向くと玲がボソッと呟いた。
「自分説明であんだけ暴れてたから有名人だよ」
睦が少し苦笑いで頭をかきながら良を見た。
「あっ・・そっか。何かごめん」
「謝る事は無いと思うよ??皆あの時は同じ気持ちだったと思うから・・」
「でも、結局は何にも出来なかったから同じだろ」
ベッドに寝転がっていた玲がいきなりベッドから起き上がった。
「行動おこすかどうかの差は大きいと思う。とりあえず俺達はこれから兵器奪還の為に戦う事になるんだ。とりあえずは仲間って事だろ??ならそんな事は関係無い。謝る必要も無い」
無口な玲が今はよく喋り、喋り終わるとまたベッドに寝転がった。良が皆を見ると皆は優しく笑っていて、良の肩の力はストンと抜けた。いつの間にか良の顔も笑顔に変わっていた。








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