Soul City No.21< >

05yR  2006-09-30投稿
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「・・話しがそれてしまった。本題に戻ろう」
真紅は蝶子の側へと歩み寄り、蝶子の目の前で止まった。
「武器の事は大体話した通りだ。とっさに剣と違い刃も無く、銃とも違い弾も無く、他の武器よりも見るからに打撃能力の低いロッドを選んだのには意味があるのかも知れない。ロッドタイプが1番リークを引き出す能力にたけているからな。・・それでは次は防具だ。防具の方はassimilation(アシマレイト)と言う名で、名の通り防ぐのではなくある程度の打撃攻撃やリークでの攻撃を吸収して自分のリークを増やす事が出来る防具だ」
「リークを増やすですか??」
「ああ、リークと言うのは体力と同じで消耗する。傷を癒すようなものだ。魔力が減ればもちろんリークの威力も弱まる、魔力のゲージを回復するんだ」
「分かりました、ありがとうございます」

次に真紅は玲の側へと歩み寄った。
「次は一之瀬 玲」
玲も皆と同じように武器を真紅に見せた。
「お前の武器はFreeze sword(フリーザーソード)。切る物を凍らせる武器だ。リークを上げれば空気中の酸素でさえ凍らせる事が出来るようになる。」
「フリーザーソードか・・気に入った」
玲はフリーザーソードを握り締め、初めて皆の前で笑った。
「防具の方は・・Silent Wind(サイレント ウインド)。見えない風がお前を外部から守る盾だ。皆に言い忘れていたが、盾はリークで本当の盾の形へと変化する。コツは訓練で覚えろ。・・次は佐伯 優香」
優香も真紅に見えるように武器と防具を見せた。
「heal Rain(ヒール レイン)基本的には治癒能力のリークの武器だが、薬と毒を扱う。十分戦力になる武器だ。防具はMiracle Shield(ミラクル シールド)少しふざけた名前だが、盾の中で3本の指に入る盾だ。この様子を見る限り、お前は守ると言う気持ちが人一倍大きいようだな」








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