Soul City No.22< Red Tear >

05yR  2006-09-30投稿
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「・・では次、一之瀬 睦」
睦も真紅に見えるように武器と防具を見せた。
「弓矢タイプを選ぶとは珍しいな」
「僕弓道部だったんで」
「そうか。この弓矢の名はSky Moon(スカイムーン)かなりの遠距離からの攻撃が可能となる。リークの使い方で様々な能力を身に付けられる。矢もリークで作り出すから不要だ。防具は・・防具と言うよりも補助道具だな。弓矢タイプにはいい道具だ。Accumulate(アキュミュレイト)と言って周りの大気からリークを集める能力だ。弓矢タイプは矢を作り出すのでリークを大幅に消耗する。ガンタイプも例外では無いが、弾を作り出す事で消耗するリークは少ないから気にする事は無い。・・では次、幸田 瑞希」
瑞希は真紅に近づき武器と防具を見せた。
「お前の武器は・・」
「変わってるからつい選びました」
瑞希は少し恥ずかしそうに答えた。
「確かに変わっている。世界で最も種類の少ない筆タイプだ」
「筆!!??」
皆は驚き、瑞希の持っている武器を見た。確かに普通の筆を瑞希は持っていた。
「筆・・??どんな能力なんだ??」
「筆タイプは様々な柄や色を使い分ける事で様々な能力を発揮する事が出来る。それは訓練していくなどして身に付けられる。防具はWater Erase(ウォーターイレーズ)!!これはどう選んだんだ??」
「えっ??適当ですけど・・」
「そうか。お前達は確かに兵器の血をひいているのだな。ここまで武器と防具のペアを揃えるとは・・ウォーターイレーズは筆タイプの為だけにある防具で、水で1度書いた絵を消す為だけにあるんだ」
「凄い偶然!!??」
「先程からこうも偶然が続くとは思わなかった。では最後・・嘉山 良」
良は1本の大きな剣を地面に突き刺した。
「・・防具はどうした??」
「俺は武器だけでいい」
「フッ・・そうか。だが、この剣Red Tear(レッド ティアー)は武器にも防具にも使える剣だ」
「へっ??」
「この剣の珍しい所は血だ。持ち主の血が剣にも流れている。そしてその血で攻撃を防ぐ事も出来る。もちろん武器にもな」
「へぇ〜!!」
良はレッドティアーを持ち上げ火にかざした。赤い剣は火にあたり光輝いた。剣を下ろして剣のを握っていると剣が脈打つのが分かった。





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