麻美>何よもう!茜のイジワルぅ!このぅ!
茜>キャハハハハ!くすぐったいって!やめてよ麻美ィ〜
孝太と健が戻ってくる
孝太>…お前ら何やってんだ?
健>はたから見たら怪しいぞ
茜>ちょっとフザけてただけだって!ねぇ麻美ィ?
麻美>そうそう。別に変なことしてたワケじゃないから
健>変なことって?
茜>健ちゃぁん!そこはイチイチ突っ込まなくて良いんだよ
健、恐る恐る茜の顔を見る。そして
健>だよねー。いや、孝太が聞けって言うもんだからさ。なぁ孝太?
孝太は明後日の方向を見て口笛を吹いている
孝太>ピュ〜ピュ〜♪
健>裏切り者めェ…
孝太、逃げる
健、追い掛ける
健>おぃ待てよォ!
しばらくしてから二人は帰ってくる
孝太>ぜェ…ぜェ…
健>疲れた…何だこの疲労感…
茜>遊ぶのは勝手だけど、車の運転があるんだからあんま無茶しないでよ
茜、飲み物を健に渡す
健>わかって…わかってるよ…
健の顔には所々砂がついている
茜>健ちゃん顔に砂が付いてるよ
健>ハァハァ…ん?ドコ??
健、顔の砂をとろうとするが
茜>いーよ。あたしが取ってあげる!
茜、健の顔に付いてる砂をとる
茜>もう子供みたいなんだから
健>うるさいなぁ
二人の様子を見ている麻美と孝太
麻美>あのぅ…
孝太>もしもーし!
茜が口を開く
茜>あ、御免御免!そんな見せびらかすつもりはなかったんだ
麻美>嘘をつくな!嘘を!
孝太>それ…俺の台詞なんだけど
皆、笑う
茜>さてどうしよっかね…
健>…砂でさぁトンネル作って遊ばね?
孝太>俺パース!
茜>そんなこと言わないでやろうよ。ね?ね?
麻美>あたしやるー!
孝太、少し考えて-
孝太>仕方ねえな。じゃあ…やるか!
茜>やりィ!
四人は砂山をつくり、それぞれ穴を掘り始める
健>ドリルハンドー!
健はネジ込むように砂を掘っている
茜>よいしょ。よいしょ
茜は女の子らしく掘っている
孝太>えーっと…
孝太は何か考えて掘っているようだ
麻美>うーん難しいな
麻美は茜と同じく女の子らしく掘っている
トンネルは掘られつづける
茜>あ!誰かと指が当たった!
健>ん?何だ?えい!
茜>くすぐったいよ!もう誰?えい!
孝太>ん?誰の手?
麻美>それ…あたしの
孝太>そうか…
麻美>…ぅん
【ほんわか?に続く】
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