健>んがー!!痛ッてぇー!!
健、立ち上がる
砂の山は崩壊
茜>健ちゃん何やってんのよォ!
健>だって…チクッてつねられたんだもん…
茜>もう知らない!ほら行くよ
茜、立ち去る
健>茜〜、待ってよ↓↓
健、立ち去る
崩れた砂山の中。二人の手は…
孝太>たまにはこういう遊びも…いいかもな
麻美>うん
波の音が静かに聞こえる
茜>ほらぁ二人とも!いつまでも砂山で遊んでない!次行くよー
麻美>うん!
孝太>おう!
‡車内‡
しばらく走る
健>今日は遊んだなぁ。何か眠くなってきた
茜>ちょっとォ…勘弁してよ。事故だけは起こさないで
健>おう!ホントにヤバくなったら端に寄せて仮眠すっから
茜>…なら良いけど
健>それにしても今日は何しに来たんだか
茜>放浪の…旅?でしょ
健>あ〜そかそか(笑)放浪の旅…ねえ
茜、後部座席を見る
茜>でも二人にとったら意味のある旅だったのかもね
健>ん?二人??
健、後部座席を見る
孝太と麻美は手を重ねて寝ている
麻美>zzZ
孝太>zZZ
健>ふふ…そうだな
茜>ちょっ…ちょっと健ちゃん!よそ見しながら運転しないで!あ、前!前!危ないって!
車は蛇行運転しつつも家路へ向かう
【end】