雪降る日に初めて君を見た
真っ白で、雪の中だと探しにくい君を毎日探していた
この気持ちはなんというのか分からない。あこがれなのか
でも確かに私は彼女を探していた。
まだ一度遠くで見ただけなのに彼女以外の事は考えられなかった
私は
小さい頃から皆に綺麗ねって言われた。
友達と思ってた女の子達には急に好きだと言われた
私服で町を歩くと沢山の軽い男が寄ってきた
友達はいなくなった
私は鏡や写真が大嫌いだ
自分がなんなのか分からなくなる。
私は女だった。
確かに女なのだ。 しかし学生服は男用だったし、履歴書には男に丸をつけた。
でも怖かった。
私が女を愛してしまえば、心も体も男になってしまう
それが怖かった
でも確かに彼女に惹かれていった