かたちあるもの〜続

Rena  2006-10-02投稿
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「絶対にその呼び方辞めろよな!」
でも、実際は、菜槻にあだ名を付けられて、嬉しかった。
そんなある日。
珍しく、菜槻が、一緒に帰ろうと言ってきた。
俺は、少しドキドキしながら、菜槻を、待っていた。
菜槻がやって来た。
「お待たせ!ごめんね。先生の話長くてさぁ!」
「大丈夫だよ!」
会話は、それから、途切れてしまった。
菜槻が突然。
「亮は、菜槻の事好き?」
俺は、ビックリした。菜槻が、初めて、俺の名前を読んだ。
嬉しかった。ドキドキが、更に激しくなっていた。
俺は、少し遅れぎみに、言った。
「好きだよ・・・!悪い?」
俺の声は、少し、震えていた。
そして菜槻は、言った。
「菜槻も、好きだよ!」
そう言って、走って帰って言った。
次の日、菜槻が、俺の家の前に居た。
俺の頭には、昨日の事が、蘇った。
「どうしたの?」
「亮と一緒に、学校行きたいと思って!」
「そっか!」
俺はなんて幸せなんだろう。



続く

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