Oracle:03:連絡船キャトロッツ

ガレック  2006-10-02投稿
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第6ディメット暦187年13月23日
〜ベドロ・ベドロ港間街道〜

ウルフを殺しカトラスも剥き身のまま岩に寄りかかったリオン、まだ息が荒い様子。
リオン「はぁ はぁ 驚いたぁ。」
そう言って息を整えて立ち上がった。

念のため説明しておきましょう。ディメットには
獣種族・基本的に獰猛だが、人間が飼い慣らした種もある。犬などはその一例。
魔種族・獣や人間以外の異形の物、精霊もこれに含まれる。
聖種族・未確認で存在するのではないかと言う仮定。神や天使、悪魔や死神の類はこの種族である。
人種族・直立二足歩行で文明をもっているものがこれに含まれる。未確認ではあるが、夜叉もこれに含まれる。
の4種族が存在している。

…………おっと、そうこうしているうちにリオンはベドロ港に到着したようです。

第6ディメット暦187年13月23日
〜剣士協会の入り口・ベドロ港〜

リオン「あまり長居するような町じゃねぇな、すぐ連絡船に乗るか。」
ベドロ港はベドロの付属都市で最低限の施設しか無いのだからほとんどの利用者は到着してすぐ連絡船に乗り込むのである。
リオン「え〜と、デクロス王国の首都まで。」
受付「申し訳ありません。Center Ocean南に原因不明の渦潮が発生して航行不能になっております。」
リオン「ん〜、で、今の所どこに行けるんだ?」
受付「ギューオレス帝国の首都、ベザオールか、ギューオレス帝国のサフニスです。」
リオン「分かった、サフニスからフェルニス橋を通って行くよ。」
受付「では、剣士様のようですので、剣士特例価格の950ソイルです。」
リオン「分かった。」
そう言ってリオンは紙が束になっている物に『950』と書いた。
受付「はい確かに。」
と、受付係りはこれを受け取った。
これは後で説明しましょう。
かくしてリオンは【連絡船キャトロッツ】に乗り込んだ。


第3話『連絡船キャトロッツ』終


【乗物図鑑】
【名前:連絡船キャトロッツ】
【種類:船舶】
【備考:ベドロ港を基点に世界各地へ航行する連絡船、剣士以外にも様々な人が利用する】

【アイテム図鑑】
【名前:フェンサーズ・チェック】
【種類:準通貨】
【備考:パトロンと契約した剣士が利用する。
早い話がトラベラーズ・チェック】

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