第6ディメット暦187年13月24日
〜ギューオレス帝国の玄関・サフニス〜
実家のあるニューデフシカに行くためにカレトルスとエルゲックを経由して、サリュトスのサリュトス橋を通る必要があるリオン。
留置場にカトラスを置いてきた事に気付いて取りに行ってます。
係官「あぁ、確かにあんたの泊まった独房に剣があったからねぇ〜、はいこれ。こっちで預かってたんだ。」
黙って剣を受け取るリオン。足早に町外れに向かいました。すると
???「待て!」
リオン「……嫌な予感。」
Xerox剣士「話は聞いている。お前達!やれぃ!」
Xerox剣士 ×4
VS
リオン・ライオット
Battle Start
リオン「相変わらず1対多数か!(動き回って1人1人潰していった方が良さそうだな。)」
リオンは縦横無尽に動き回って1人、また1人と斬っていった。
Xerox剣士「おい!何でお前は切りかからないんだ!」
Xerox剣士「む、む、無理です!僕にはでき、でき、出来ません!」
Xerox剣士「何を貴様!それでもXeroxか!」
『ビュン!』
司令官らしき男が斬れないと言ったXerox剣士に剣を振り下ろす。その刹那、
『ガキン!』
振り下ろされた剣を受け止めたのは、リオンのカトラスだった。
リオン「くっ!カッコイイ事言って犬死なんかするな!!!」
そう言い放つと剣を振り払った。
そのすぐ後、司令官らしき男の体は一文字に斬り離されていた。
死亡者 Xerox剣士4名
逃亡者 Xerox剣士1名
生存者 リオン・ライオット Xerox剣士1名
第06話『成り行きと運命』続
【地理事典】
【名:サリュトス】
【備考:デクロス王国とギューオレス帝国の非武装地帯の上に存在する町。両国共に剣士に委託せず、国の数少ない兵士の大半をここに配備している。通常時も身分証が必要で、戦争中は国境が閉鎖される。】