※お初です☆
朱李(シュリ)と申します(^-^)
この小説は男×男の恋愛が書かれてますので不快を感じる方は見ないで下さいね(ΘoΘ;)
〜1、始まり〜
俺は一目惚れなんて馬鹿げたものをこの歳でするとは思ってもみなかった…
君に会うまでは…
(2006年12月22日世の中は、後数日でやってくる、やれクリスマスだ何だのと騒ぎだしてた。
俺こと、秋宮誠二(アキミヤセイジ)はと言うとこの寒空の中、営業の為に街をかけずり回ってる。
27歳をむかえる今冬、彼女も居なく周りのカップルを見てるだけで苛立つ感じだ…)
…寒ぃ…
よし……
失礼します!光洋株式会社の者です!
(大手デパートの本社に営業しに来た俺はインターフォンを鳴らし大きな声で呼び掛けた)
…………
………………
…ん??
おいおい…マジかよ…
勘弁してくれよ…今日の仕事ここで終わりなんだからよー
(寒さにガチガチ歯を鳴らしながらビルを怪訝そうに見上げて)
アポ取っただろーが…
クソ社長…
(ボソッと呟いて髪を掻き上げる)
居ませんよ?
そのクソ社長なら…
(フと後ろからクスクス笑いながら声がして、振り返ると俺より背は少し低めだがスラッと背の高い細身の男性が立ってた)