心花〜ココロバナ〜?

さくら  2006-10-07投稿
閲覧数[372] 良い投票[0] 悪い投票[0]

私、堺 舞智はこれといった目標や夢もなく程々に恋愛や友達付き合いをしている、いたって平凡な17歳である。ただ普通じゃないことがあるとしたら一つ、私は他人を信じたりしない。それは友達であっても家族であっても同じこと。信じていてもどうせは他人、いつかは裏切られるかもしれないという不安に耐えられなかったからだ。それでも人間関係を壊すこともなくそつなく退屈な日々はこなせている。
母「マチィ!いいかげんにしな」
…そして今日もその変わらぬ退屈な日々をこなす。


4月上旬の朝は少し肌寒かったが、私の通う学校高台にあり幾つか坂を登らなければならないため、学校に着く頃にはいつも汗だくになっていた。もちろん今日も同じ、必死に坂を登り汗だくで学校に向う。最後の坂を登りきり正門の見えるところまで来た時、私は自分の名前を呼ばれてることに気付いた。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 さくら 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ