ある学校に開けてはいけない扉がある。その扉を開けた生徒はすべて行方不明になっていた。
そしてその扉は「呪われた扉」とよばれるようになった。
だが、その扉を開けて中を見るという方法があるらしい──。
「あ-。学校めんどくせ-」
かなり眠そうに小野千夏はいった。千夏は男勝りのような男っぽい性格なのかよくわからない子だ
「千夏、それはしょうがないよ。高校はいっちゃったんだしさぁ〜」
こちらは真面目な古水美樹だ。真面目で有名な美樹がなぜ千夏と仲がいいのかは不明だった。
「なんで美樹はそんなに真面目なの〜???」
この女みたいな事をいったのは草野和成。こいつはおかまというので有名で、嫌われ者だった。またまた何故一緒にいるのか不明だ。
「美樹ってよばないでよ。」
美樹は拒絶するように言った。
「すんません」
「まぁまぁ。そんなことより、この学園生徒数少なくないか?」
こいつは相田大和。なにげに頭がいい。
「言えてるな!よく気付いたな、相田!」
千夏達が通ってるこの学園は漣学園高等学校。見た目は綺麗なのに生徒数がなぜかすくない。
「この学園、ある噂があるらしいんだよね」
突然美樹が言い出した
「ある噂って?」
続