「あんたぁ…この前その銃で俺をぶっ飛ばしたやつだよなぁ?」 ネスタの目つきが変わった。 「あぁ〜この前のチビな。覚えててくれたんだ」 「忘れるかよ金髪、さっさとぶっ殺してやるよ」 そう言うとネスタは走り出しローに襲いかかった。ローは銃で爪を防いだ。 「この前あんたをぶっ飛ばしたのはこっちの銃だ」 ローはもう1つの銃を手に取りネスタに銃口を向ける。だがネスタは引き金を引く前に銃をはじいた。 「サンタナ!リッパー!他のやつらはお前らがやれ!こいつは俺が殺す!」 ネスタは叫んだ。 「銀髪は俺がやる」 サンタナが魔法を唱え始めるとゼスはゆっくりと銃を手に取った。 「くそガキ、さっきの続きだ!」 リッパーはレックスに飛びかかった。 レックスの体力は限界にきていたがなんとか剣を振り回し攻撃を防いだ。 それでもリッパーはしつこく攻撃を仕掛けてきた。レックスは防御魔法で守られた腕でガードするとリッパーの腹部を思い切り蹴り上げる。 リッパーは後ろに後退しようとしたがレックスはそれを追いかけ切りかかった。 だがレックスはさっきまでと切ったときの感触が違うことに気づいた。 リッパーはレックスと同じように白いバリアに包まれていた。 「なかなかやるじゃねぇか失敗作、いや、…コード?3だったか?」