遠くの夜

田舎もの  2006-10-08投稿
閲覧数[255] 良い投票[0] 悪い投票[0]

私は…小さき頃から刀を握り、血風を浴び、人を斬って来た。それに何の感情も抱かぬ。私は侍なのだ。常に鉄刃を撫でなければならない。       そんな私を変えるモノ…あるわけが無い。 心など知らぬ。己に感情があるのかさえ怪しい。        私は…ずっと、独りだ。そう思っていた。だがある日、私を変える、君がいた。    「私は…愛する人を追って来た。」    止めるでない。斬り捨てられたいのか?  「奴は、人を斬る使命でしか存在してはならなかった私を…変えてくれた!」     そう、君がいたから、私は小さな幸せを見つける事ができたのだ。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 田舎もの 」さんの小説

もっと見る

ファンタジーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ