扉のむこう 〜噂について〜

奈海  2006-10-09投稿
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「噂っていうのはね・・・」


「やぁだ。怖いよう・・」


女のように怖がる和成。


「早く言え!古水」


せかすように千夏がいう。


「噂というのはかなり気になるな」 と大和。


「実は噂の内容知らないんだよね!あはは」


「なんだよ-!!!そこで知らないってありかよ-!!」


大和はつっこんだ。


「だよね-(ホッ)」


「気になるな-。誰かに聞いてみねぇ?」


「私もついてくよ!」


千夏は噂についてしりたかった。どうやら噂に興味津々なのだろう。


「噂?知らないよ-。ねぇ、しってる?(つか話し掛けてくんなよ)」


「しらな-い」


「そうか・・・。さんきゅ-」


千夏は残念そうに礼をいった。

「ねぇ。学級一ものしりの崎野さんに聞いてみない?二組に行けばいるはずだよ。」


「崎野久美か〜。俺あいつ嫌いなんだよな-。古水、聞いてきてくれよ。」


「しょ-がないなぁ。なっちのために聞いてきてあげる。」


美樹は二組のドアから、


「崎野・・・崎野・・・いないなぁ。あ!風井さん!崎野さん知らない?」


美樹は崎野と仲が良い風井に聞いてみた。


「崎野?図書室じゃないかな?」


「ありがとう!」


美樹は図書室へ走った。

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