ブルーフィッシュ

つばさ  2006-10-09投稿
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2時間目 美術
「では、ペアーの人の似顔絵を描いて下さい!」
私は、やっぱり鈴音とペアー!
「可愛く描いてね〜?」
鈴音の声は、可愛いんだな〜。
「うん。」
そう言って、沈黙のあいだにさらさら〜と描いた。
(お!いい感じじゃん!)
鈴音そっくり!と、自分で言うのもなんだが、本当の事でもある。
「で〜きた!」
鈴音・・・・早いよ・・・・。
でも、うまいのだ!
「そっくり・・・・。」
「自信作なんだ〜。」
「へ、へぇ〜〜〜〜〜・・・。」
私の絵が、ちっぽけに見えてきたや・・・。
休憩1
「鈴音〜、バスケしない?」
「する〜〜〜!」
ま、鈴音は、バスケがエサだしな。
ダムダムダムダム・・・。
ゴール!って、早!
「だ、だめぇ〜〜〜・・・。ギブゥ〜〜〜〜・・・。」
「早!」
(いや・・・・・。ゴールする方が早いから。)
何て思いながら、お茶を飲んだ。
「ん?」
「どした?」
「に、苦!」
「え・・・・?」
「このお茶苦い!健康茶だ!」
あのおばはん(母)、わざといれたな〜・・・。
「ちょっと、ちょうだい!」
「いいよ。」
鈴音が、飲み終えると、チャイムが鳴った。
そして、教室に帰りながら、
「お茶、おいしかったよ!」
っと、いった。
んなわけないはず〜・・・・。

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