特命事件簿〜序章〜?

すぎした  2006-10-09投稿
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田口は警視庁の自分のデスクに戻った。
「刑事局長はなんだって?」捜査一課長が田口に尋ねた。
「警察庁に戻ることになりました。特命係配属だそうです。」
「え、あの変人京太郎の!?」
「変人京太郎?」
「なんだ知らないのか。本間警視の警視庁時代からのあだ名だよ」
「なぜ"変人"なんですか?」
「警視庁時代からあいつのユニークな捜査の仕方がみんななかなか理解出来なくていつしか"変人"呼ばわりされるようになった。まぁあいつじたい変り者出しな。」
今日の本間とのやりとりで"変人"だというのは何となく田口はわかったいた。
「はぁ…それでそのユニークな捜査方法とは?」田口は尋ねた。
「一人でいろんなとこを歩き周って解決するんだ。君もたぶんそれに振回されるぞ。まぁいろいろ大変だろうけどガンバれよ」そう言って課長はニヤけた。
「そうですか…。今までお世話になりました」田口は課長に頭を下げた。課長の言葉に田口は不安を覚えた。

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