「なっち〜」
かなり疲れたように美樹はかえってきた。
「あ、古水。聞いてくれたん?さんきゅ-」
「うわぁ。聞きたくないよぅ」
「で、どうだったんだ?」
美樹は崎野に聞いたことをすべて話した。
「怖いよぅ〜。久美そんなことしってたの??」
「見てみたいな。扉のむこうを」
「あ。そういえば崎野さん図書室で何か読んでたよ。その本になにかかいてあるかも。」
「お!古水さんナイス!!じゃあ図書室に行こう!!!」
「今日は時間ないから明日にしようよ〜」
少しだけ震えながら和成はいった。
「そうだな。明日、図書室で『扉』について調べよう」
−翌日−
千夏たちは図書室で『扉』について調べていた。
「どれだし〜」「ないよぅ〜」「めんどくせ」「はぁ〜」
みんなブツブツと何かいいながら探していた。
「あ!!!」
美樹は何かを見つけた。
「『漣学園のすべて』・・・これだ・・」
「ごくり」
「古水さん。扉についてってのってる?」
「えっとね、扉の部分・・・・・・あった。」
「古水、それよんでくれよ。」
四人は噂の扉がのっている本を見つけて読みはじめた
続