扉のむこう 〜学園のすべてがのっている本〜

奈海  2006-10-10投稿
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「なっち〜」


かなり疲れたように美樹はかえってきた。


「あ、古水。聞いてくれたん?さんきゅ-」


「うわぁ。聞きたくないよぅ」


「で、どうだったんだ?」


美樹は崎野に聞いたことをすべて話した。


「怖いよぅ〜。久美そんなことしってたの??」


「見てみたいな。扉のむこうを」

「あ。そういえば崎野さん図書室で何か読んでたよ。その本になにかかいてあるかも。」


「お!古水さんナイス!!じゃあ図書室に行こう!!!」


「今日は時間ないから明日にしようよ〜」


少しだけ震えながら和成はいった。


「そうだな。明日、図書室で『扉』について調べよう」


     −翌日−


千夏たちは図書室で『扉』について調べていた。


「どれだし〜」「ないよぅ〜」「めんどくせ」「はぁ〜」


みんなブツブツと何かいいながら探していた。


「あ!!!」


美樹は何かを見つけた。


「『漣学園のすべて』・・・これだ・・」


「ごくり」


「古水さん。扉についてってのってる?」

「えっとね、扉の部分・・・・・・あった。」


「古水、それよんでくれよ。」


四人は噂の扉がのっている本を見つけて読みはじめた




          続



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