「扉は5階の音楽室にあり、それはかなり不思議である。その扉を開けて中をのぞくと妖怪があらわれ、見た者を地獄に連れて行くだろう。」
美樹は扉の部分を読んだ。
「怖いよぅ・・・」
和成はもう怖がっていた。
「その続きはないのか?」
「えっと・・・。あれ」
「古水さんどうした?」
「続きがないの」
「は???」
意味がわからなかった千夏は本を見てみた。すると・・・
「なんだこれ?切れてるぞ」
「あ。本当だ」
なんと本にかいてあった『扉』の続きの部分が切れていたのだ
「なんで?あ・・・・」
「ん?」
「これやったの・・・崎野さんかも」
美樹はなんとなく感じた。もしかしたら崎野はこれでおびえていたのだと。
「なんで久美がやったってわかるの???」
「なんとなく・・・だよ」
「古水、なんか隠してないか?」
「僕も思った。どうなの?古水さん」
「え?なにも隠してないよ?」
美樹は必死になって隠した。
「そうか・・・。あ、それより授業はじまるぜ?いこうぜ!」
「あ!やばいよ!!鬼越だよ!はやくいかないとぉ!」
「急げ〜!!!」
四人は急いで教室にむかった。
続