時刻は午後3時過ぎだったかなぁ…
横になるとついうと?してしまい、だん?と意識が遠のいていきました。
ふと、背後に何か気配を感じました。
この時間は家には私しかいないのですが…
するとその何かがスッーと私に近寄ってくると、そのまま通過していきました。
私はゆっくり目を開けました。
ちょうど私は二つの部屋の境目に寝転がっていました。
少しだけ開いた襖の隙間からあちらの部屋を目で探りましたが、いつもと何も変わった様子はありませんでした。
ただ何か不思議な気分でした。
もしあちらの部屋に行ったのならば、もう一度私を通過するはず…
そう思い、私はわざと目を閉じました。
すると、今度は前の方に気配を感じました。目を開けようとしましたが開ける事が出来ませんでした。
そしてその気配がまた私を通過していきました。
その途端、私の首から背中にかけてフヮ〜と温かさを感じました。
その後、私は心地良くなって熟睡してしまいました。