ビーダマ、メンコ、けん玉やったわ、やった。
僕らの先生は、嵐を巻き起こす。 「えっ!それって…」
「何ですかぁ?」
「教育現場の先生が、嵐を巻き起こす様では…」
「何か問題でも?」
「大有りですよ!」
そうじゃないですか。
嵐…暴風雨で木樹を薙ぎ倒して、土砂崩れを起こし…生活を破壊する。
「しかしねぇ」
学校崩壊、家庭内暴力、家族破綻…
誰が悪いのかなぁ
しかし…現場の先生が嵐をなんて。
そんな、少ない熱血先生が少ないのかなぁ。
熱血先生が一言。
「そうなんですよ、黙って悪意の生徒が、大手を振って育つなんて許せないんですよ。」
「全くですね、甘やかさない、指導しないとね。」
「賛同しますよ。頑張って下さいね。」
その時、遠くから、大勢の駆け寄る音が聴こえて来た。
その直後、大勢の生徒によって、殴る蹴るの暴行を受けた。
意識が薄れる中…
子供達の声が聴こえた。
「馬鹿先公!今まで威張り腐りやがって…
テメェが勉強しろよ。」
次第に、意識が薄らいで行った。