第6ﾃﾞｨﾒｯﾄ暦187年13月25日
〜魔術の町･ｶﾚﾄﾙｽ 闘技大会会場〜
実況「今大会の優勝は､旅の剣士達だー!彼らには､優勝賞品が授与されるぞー!」
ﾘｵﾝ「なんだかんだで優勝しちまったな｡」
ｴﾙｸ「あまり活躍できなかったです……｡」
ﾚｲﾗ「まぁまぁ､気にしない気にしない｡優勝したんだからいいじゃない｡」
町長「優勝おめでとう｡久々に胸がスカッとしたよ｡」
ﾘｵﾝ「は､はぁアリガトウゴザイマス｡」
〜魔術の町･ｶﾚﾄﾙｽ〜
ｴﾙｸ「なかなか良い感じの武器ですね｡」
ﾚｲﾗ「ええ､銀の武器なんてちょっと洒落てるし｡」
ﾘｵﾝ「で､またあの宿に泊まるのかよ…」
ﾘｵﾝは宿屋にご不満な様子｡
ﾚｲﾗ「大丈夫､町長さんがこの町で一番良い宿に予約入れてくれてるから｡」
ｴﾙｸ「でもお金が…」
ﾘｵﾝ「ﾀﾞｲｼﾞｮｰﾌﾞだろ､払うのはｸﾚｽだし｡」
ﾚｲﾗ「ふふふ､町長さんが払ってくれてるわよ｡」
ﾘｵﾝ･ｴﾙｸ「よかった〜｡」
14月01日
〜魔術の町･ｶﾚﾄﾙｽ〜
ﾘｵﾝ「やっと出発だな｡」
ｴﾙｸ「急がないとｶﾙﾌｧ峠で野宿になっちゃいますよ｡」
ﾚｲﾗ「じゃぁ急ぎましょ｡野宿なんて絶対お断りなんだから!!」
ｴﾙｸ「ははは､じゃぁ出発しましょう｡」
〜ｶﾚﾄﾙｽ･ｴﾙｹﾞｯｸ間街道〜
ｴﾙｸ「そういえばｶﾙﾌｧ峠に最近山賊が出るらしいですよ｡」
ﾚｲﾗ「ちょ､ちょっと!そんな事言わないでよ!!」
ｴﾙｸ「ははは､何でも子供の山賊と､凄腕の山賊が居るらしいですね｡」
ﾘｵﾝ「凄腕の山賊って恐喝のか?」
ﾚｲﾗ「まさか､そんな訳ないでしょ｡」
ｴﾙｸ「剣のですよ｡ﾘｵﾝが使うﾗｲｵｯﾄ流でも､僕の使うﾃﾞｨｵﾌｧﾝﾄｽ流でもないそうです｡」
ﾘｵﾝ「じゃぁ一つ手合わせなんかしてみてーなー｡」
ﾚｲﾗ「私はお断りよ!」
ｴﾙｸ「どうやら着いたようですね｡これがｶﾙﾌｧ峠です」
第09話『峠』続
【ｱｲﾃﾑ図鑑】
【名:ｼﾙﾊﾞｰｿｰﾄﾞ】
【種類:武器･剣】
【備考:銀で出来た美しい剣､式典等にも使われる事がある｡】
【名:ｼﾙﾊﾞｰﾜﾝﾄﾞ】
【種類:武器･杖】
【備考:銀で出来た美しい杖､お洒落な魔術師のｽﾃｰﾀｽ｡】
【地理事典】
【名:ｶﾙﾌｧ峠】
【備考:ｶﾚﾄﾙｽ･ｴﾙｹﾞｯｸ間街道を横切るｶﾙﾌｧ山の峠｡】
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